クロストーク - ムラタシステム採用サイト

cross talk

「１０年目クロストーク」

現在のリアルな悩みまで、
本音で語り合う。

2012年に入社した同期3人。
働く場所や部署が異なる3人に、
業務内容から現在のリアルな悩みまで、本音で語り合ってもらいました。

#theme

LA技術部2課

仲村浩尚

HIRONAO NAKAMURA

物流データ全般を取り扱う情報系プログラムの設計、開発、納入を担当。現在はプロジェクトリーダーを任されている。

CL技術部開発課

山田良平

RYOHEI YAMADA

半導体工場向け搬送システムの制御開発を担当。現在は新機能の企画から評価まで行っている。

LA開発部3課

田中利弥

Toshiya Tanaka

一般物流向けの搬送機器制御プログラムの設計、開発、納入を担当。現在はプロジェクトの管理や委託先との調整も行っている。

現在の仕事内容

【仲村】

3人集まって話すのいつぶり？

【山田】

3年次研修以来だから、7年ぶりとかだよね。みんな今何やってるの？

【田中】

僕の今の業務はお客様向けのプログラムを開発して納入したり、プロジェクトの進捗管理をしたりするのが中心かな。

【仲村】

僕は医薬品業界のお客様の案件を担当させてもらってて、今回初めて大型案件のプロジェクトリーダーをやってるよ。最近は尾道に行っていたけど、その前は静岡、さらにその前は福岡に行ってて、日本中あちこちをまわっている感じだね。

【田中】

そうなんだ。京都でずっと開発してるのかと思ってた。

【仲村】

最近は京都にいるより地方に行ってる方が多いかも。特に、ここ5年間の半分くらいは京都にいなかったから、プロジェクトメンバー以外とあんまり話せてないないかもね。

【山田】

仲村君や田中君がいるL&A（一般物流）部門はユーザー数が多いから、電話でのお客様対応も多くて、いつも忙しくしているイメージかも。僕のクリーンFA（半導体工場向け搬送）部門は、１つのシステムの規模が大きいから、お客様ごとに専任の担当者がついていることが多くて、開発も村田機械のメンバーと一緒に進めていく感じなんだよね。同じ会社だけど、仕事の進め方やお客様への納め方が全然違うって印象はあるかも。

【田中】

確かに仕事のやり方は全然違ってる。クリーンFAは仕事のやり方が確立されているから、僕たちL&AはそのクリーンFAの良いところを取り込もうとしているんだけど、日々の業務をこなすことに時間を割かれてしまって、できていないところもあるよね。社内にいいモデルがあるから、同じように自分たちの動きもよくしていこうとも思う。

【仲村】

山田くんは何してるの？

【山田】

田中くんと仲村くんはL&Aだけど、僕はクリーンFAだからやってることが全然違う。配属された時は、ちょうど半導体工場向けのソフトウェア開発を社内に取り込んでいく時期だったから、僕がどういうソフトなのかを学んできて、他のメンバーや協力会社に教えていく役割だった。3年くらい前に、1つの案件を最初から最後まで1人で担当する経験を積めて、そこで全体を理解することが出来たかな。今は競合他社に勝つために、新機能の企画・提案から、ソフトウェア開発・評価までやっていて、どういったお客さんに売り込むかなども営業やSEと協力して進めているよ。

【仲村】

山田君がやってることを完全に理解できるわけではないけど、クリーンFAって絶対に止めちゃいけないシステムに関わるから、特に責任重大な印象はあるかも。僕たちのL&Aでは、各担当者が直接お客様と対応することが多いけど、その分お客様との距離は近くて、お客様から、「仲村さん対応早くて助かる」って言われるとやっぱり嬉しいし、やりがいに感じる。
クリーンFAとL&Aで求められる対応や仕事の進め方の違いはあるけど、お客様の要望を第一に考えるところは同じだよね。

自分の仕事の良いところ、魅力は？

【田中】

今はコロナで行けないけど、ここ4～5年は海外出張が多かったんだよね。最近だと中国、タイ、ポーランドに行ったよ。僕は英語をしゃべれないけど、それぞれ1ヶ月くらい滞在したから、その間で色々な文化に触れられるのはやっぱり嬉しい。最初は「海外出張よろしく」って言われたら不安しかなかったけど、何回か海外での仕事を経験した今では、そういった新しいことに挑戦する機会のある仕事かなと思うし、そこも魅力のひとつかなって。

【山田】

僕は、自分の好きなようにやらせてもらえるのが多いって思ってる。「こんな開発がしたい」とか「海外行きたい」って言ったら、「この案件の調整で現地に行ってくる？」ってチャレンジさせてくれる。タイミングによるかもしれないけど、やらせてくれる環境がある会社だと思う。

あとは、社内外で関わる人が多くて、いろいろな人と連携をとりながら仕事ができるってのも魅力かも。周りをちゃんと見てくれている人が多いから、お互いにフォローし合えている感じもするし。

【仲村】

確かに色々な人がいるから、そういう周りの人から刺激を受けながら業務に取り組めるっておもしろいよね。たくさんの人と仕事を通して、システムとかの勉強ができるのも良いところかも。

困っていることや
悩みとかある？

【田中】

やることが多すぎて、ちょっと追われている感はある(笑)。業務の進め方ひとつとっても現状維持ではなくて効率の良いやり方に変えていこうというのも理解できるけど、プロジェクトの納期やお客様が何よりも最優先だと僕は思うから、それと同時に社内的な改善をするための時間をどうやって確保しようって悶々とすることもある。

【仲村】

自分も仕事が多くて大変なんだけど、田中君は責任感がある分、全てを背負い込み過ぎずに、適度に人に仕事をまわすことも大事かもね。僕らの年代的にも、後輩に仕事を任せ、ちゃんと仕事をまわせる人に育てていかないといけないと思うし。

【田中】

僕のチームでは、プロジェクトを管理できるメンバーでは自分が1番年下で、下の後輩たちにはまだ補佐が必要。だから後輩たちに早く成長してもらわないといけないし、僕がその教育もしないといけない。でも現実は自分の仕事に手いっぱいで、後輩のために時間を割けていないって感じてる。

【山田】

今の半導体業界ってものすごく仕事が多くて、必要な時は残業もしながらなんとかカバーしているってところ。やることが多いからチームメンバーで役割分担を明確にして、専任で仕事を進めるという感じにしている。僕は新規開発が担当だから１つの企画を3年計画で進めているけど、その間にも割り込み案件が入ってくるから、それをどう調整するかが勝負って感じかな。

目指したいこと、やり遂げたいこと、成し遂げたいこと

【仲村】

今回、初めてプロジェクトリーダーを初めてやらせてもらったんだけど、色々な人にサポートしてもらっているから、そのサポートがなくても自分一人でできることを増やしていきたい。そうすることで他の人の業務効率も上がるし。あとは後輩指導もして、自分が担当している業務をうまくまわして業務量のバランスをほどよく分散していけたらと思っている。そうしたら、今日話に出たような課題も解決できるんじゃないかなと。

【田中】

個人的には、自分たちの仕事のやり方を変えていかないといけないとは思っている。こなさないといけない案件が多い中、品質や納期を担保して進めるというのは絶対に守らないといけない。でも、そういう目先のゴールだけを見るのではなくて、効率良く進められるよう僕らの世代はもうちょっと先のことも考えて動いていかないといけないと思っている。あとは、後輩の教育もしながら、チーム全体の能力の底上げの「中心」になれたらなと思ってる。

【山田】

僕は短期目標と長期目標があって。まず短期目標としては、仲村君や田中君も言ってるように後輩指導かな。自分が先輩から教わった知識や情報だけじゃなくて、自分が今までに経験してきたことや失敗から学んだことも後輩に伝えていくことが、より早い成長につながるんじゃないかなって。
長期目標としては、これまで作ってきたシステムの魅力やアピールポイントをちゃんと整理して、過去の実績を次に活かしやすいように情報整理していきたいって考えてる。

久しぶりに話して、
お互いの成長を感じた？
仕事に対する視点とかは？

【山田】

人間的には僕はあんまり変わってないんじゃないかな？(笑)

【田中】

うん、変わってない(笑)。

【仲村】

でも仕事に対する視点とかは変わってきたかも。最初の頃は自分のことだけで精一杯というか、どうしても自分中心に考えざるを得なかったけど、だんだん後輩もできて、中間的なポジションになってきて、僕ら三者三様ではあるけど、それぞれ自然と視野が広がってきている気がするね。

【田中】

僕個人としては自分の飛躍的な成長って言えるかわからないんだけど、入社した頃に比べたら、もちろんやれることも増えたし、それと同時にやらないといけないことも増えて…。だから責任も増えるけど、任せてもらえるってことはまあそれなりにできていることだと思うし、それが自分の成長なのかなって思う。

【山田】

知識がついたことによる成長や見方が変わった部分はあるし、立場も変わることでやりたいことややれることが増えるのはもちろん、やらされることも増えるよね(笑)。やりたいことだけじゃなくて、やらないといけないことも楽しみながらやれるのがベストだと感じつつ、色々なことを楽しむためにはそれなりの知識も必要で。その点で言うと、僕自身は知識がついたという点において成長を感じてるかな。