コンピュータ理工学部卒業
キャリアの歩み
- 2017年4月 入社後、CL技術部3課に配属
- 2017年10月 自動搬送車の制御ソフトウェア(AGVC)を担当
入社した理由
高校のころ、オープンキャンパスでとある大学の図書館を見学する機会がありました。その図書館では、利用者が借りたい本をデバイスに入力すると、本の保管倉庫内をクレーンロボットが移動し、目的の本を出庫する自動化書庫というシステムが運用されていました。倉庫の内部の動きを見学したとき、当時の私はその動きが非常に新鮮に感じ、自分もこんな風にロボットを動かしてみたいと思い、この業界に興味を持ちました。
いざ就職活動となり、大学の就職説明会参加したところ弊社が参加しており説明を聞きました。担当の方がニコニコと明るくご説明していただき、こんな雰囲気の会社で私も働いてみたい!と思ったことが入社のきっかけです。
半導体工場ではクリーンルーム内を走行する自動搬送車が何台も走行しており、それらの搬送状況や走行ルートを管理する制御ソフトウェアの業務に携わっています。入社当初は、どのような仕組みで動いているのかわからず、大変苦労しましたが、徐々にソフトの動きを理解することができました。今ではソフトウェアの設計作業やソフトウェア納入時のお客様現場対応など、このソフトウェアに関わる幅広い作業を任せてもらえるようになりました。
とにかくこちらの都合で勝手に搬送を止めることは許されない仕事です。そのため、ソフトウェアのアップデートなど、お客様の搬送に影響のある作業において、問題を発生させず、想定外の影響を与えないことが大切になってきます。この時、直近の作業で影響を出さないようにするにはどうすればいいか、というところで考えを止めず、
今後、さらに追加対応が必要となった場合を想定し、今どう対応すれば、今後お客様の搬送に影響を与えないようにできるか、問題が発生する可能性を最小限にできるかということを考える必要があります。
ここが難しいところであり、とてもやりがいのある仕事だと思っています。
将来的にはお客様や他部署の方から、この機種のことであれば川﨑に聞けば大丈夫と思っていただけるように今後も自分の技術や知識を高めていきたいと考えています。そのためにもその他さまざまな機種の仕事についても関わっていければと考えています。別の機種を通していろいろな視点から、物事を考えられるようになり、そのうえで最適なシステムを検討できるようになりたいと考えております。まずは少しづつでも幅広い技術や知識を取り入れて、自信を持って得意と言える仕事が多くなるように頑張りたいと考えています。
最近は友達とリモートで通話しながら、一緒に昔の映画を見たりしています。映画の鑑賞中でも、気軽に考察や雑談したりすることがとても楽しいです。連休にはバイクでツーリングに出かけたりして、リフレッシュしています。
学生のうちは興味のあることを何でもいろいろやってみることが大事だと思っています。私が学生の頃は、学校で授業を受けるかそれ以外はバイトに行くかの生活で、今では、もっといろいろなことに手を伸ばしてみるべきだったと後悔しています。
自分では苦手とか思っていることでも、一度試してみると思ったより楽しいかも?向いているかも?という新しい発見があるかもしれません。勉強や運動にかかわらず、新しいことに挑戦し続けてきたという経験は仕事においても必ずプラスになります。いろいろ不安なことがあるとは思いますが、常に挑戦するという心を忘れずに学生生活を楽しく過ごしていただけたらと思います。